月の満ち欠けの理由は? 地球への影響は?人体への影響は?
皆さんにとって月は、小さな頃からよく知っているなじみ深いものですね。
夜になるとあらわれて、まん丸の満月になったり、三日月になったりと形を変えます。
いろいろな形の月は当たり前のように見ていますが、どうして形が変わるのか知っていますか。
では、まだまだ知らないことの多い月について、月の満ち欠けの理由は?地球への影響は?人体への影響は? などをみてみましょう。
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月の満ち欠けの理由は?
皆さんは地球がじっとしていて、動かないのではなくて周っていることを、おそらく知っていることでしょう。
これを自転と言います。
地球は24時間かけて自転しながら、そして1年かけて太陽の周りを周っています。
また月も、その地球の周りを約27日かけて1周しています。
ところで、月を見るといつも同じ模様であることにお気づきでしょうか。
月も地球と同じく、約27日かけて自転しています。
つまり、月の自転運動と公転運動はまったく同じなため、月はいつも地球に同じ面を見せているのです。
この太陽と地球と月の位置が変わることによって、月の見え方が変わります。
夜に月が見えるのは、月に太陽の光が反射して見えているのです。
つまり、月と太陽の間に地球が位置する時は、光が地球から見える部分全体に当たるので満月になります。
また、月が地球と太陽の間に位置する時は、光が見える部分全体に当たらないので、新月といって月は見えません。
このように位置が変わることにより、月は形を変え、満月や半月や三日月になるのです。
これが月に満ち欠けが起こる理由です。
月の満ち欠けによる地球への影響は?
月も地球も自ら動き、そして地球や太陽の周りを周ることによって、月の満ち欠けが起ることがわかりました。
その月の満ち欠けがあることで、地球にどのような影響があると思いますか。
地球と月は約38万kmも離れています。
地球と太陽よりは近い距離ですが、どれくらいなのか想像しにくい距離ですね。
例えば、歩いて月まで行くとするならば、眠らないで歩いて4004日かかるそうです。
この日数は10.96年になりますから、やはり月までは遠いですね。
しかし、こんなに離れていても、地球は月の引力の影響をかなり大きく受けています。
皆さんは潮が満ちたり引いたりすることも知っていますか。
この潮の満ち引きを「潮汐(ちょうせき)」と言います。
この潮汐が、まさに月の引力の影響です。
潮が満ちたり引いたりの繰り返しは、月の引力のせいだったのです。
地球の70%が海といわれていますが、その海の水を動かす力が月の引力にあるとは本当に驚きですね。
月の満ち欠けによる人体への影響は?
月の満ち欠けによって、地球に大きな影響がありますが、人体に対してはどうでしょうか。
よく月の引力のせいだと言われるのが人の出生に関してです。
満月の日は、出生率が高いと言われるようです。
また、事件や事故などの確率が高いなどとも言われたりしているようです。
しかし、これが事実ならば、満月の夜に出歩くのは大変危険なことですよね。
これらは潮汐のように、証明されていることではありませんので、はっきりしたことは言えません。
ただ、人体の70%は水分ということと、もしかしたら、関係があるのかもしれませんね。
人体の水分と、地球の海の割合が似ているので、人体にも影響があると考えられたのかもしれません。
正確なデータというよりも、人間の経験的なことで言われているのでしょう。
しかし、事件や事故は困りますが、赤ちゃんが満月に生まれる率が多いというのは興味深いですね。
また、新月の日に願い事をすると叶うというのも、本当ならぜひ試してみたいところです。
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まとめ
月の満ち欠けの理由は、太陽と地球と月の位置が変わることによって、月の満ち欠けの現象が現れます。
月の満ち欠けが地球に与える影響には、海の満ち干きがあります。
これは、月の引力により 海の水が引っ張られて起こる現象ですよ。
その他、人体への影響は、生死、事件などが影響を受けると言われていますが、科学的な根拠はありません。
ただ、人体も70%が水分なので、海の水と同じように考えると影響を受けていても不自然なことじゃないのかな?と、思ったりもしますね。
月のことをいろいろお伝えしましたがいかがでしたか。
確かに月は神秘的ですね。
夜に月をながめていると、心が落ち着きいやされます。
月を見ることによって、心がおだやかになり、自分だけの体のリズムを感じることができるかもしれません。
これからは夜空を見上げて、満月の月や三日月の月などをながめる時間を増やしてみて下さいね。
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