神社の焚き火の意味は?お守りも焼いて良い?お正月飾りもお焚き上げで!

大晦日や初詣などに参拝すると、境内の片隅で焚火を行っている事が多く、お参りをした後はその焚き火にあたって新年を祝ったりします。
個人的には、高く立ち昇る炎を見ていると気持ちも引き締まり厳かな気持ちにもなりますが、神社で行われる焚火の本来の意味やまた正式な呼び方などをご存じですか。

そこで今回は、神社でよく見られる焚火について、焚き火の意味やお守りも燃やして良いのか、お正月飾りを燃やすお炊き上げを詳しく解説したいと思います。

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神社で焚き火の意味

神社では大晦日から元旦にかけて焚き火をしている光景を目にしますが、神秘的であり幽玄である事から、何となく気持ちも引き締まる思いがありますよね。

地域によっては「どんど焼き」などと呼んでいる所もありますが、元々は神社の庭で焚き火をしたことが由来とも言われ、「庭火」と呼ばれるものでした。

それが、大晦日から初詣にお参りする人が多いことから寺社などの門前を明るくする為に大晦日から三日三晩絶やさず焚き上げる「お焚き上げ」、或いは「お焚き火」と呼ぶようになり、一年間の厄を祓い清めるための意味合いを持つと言われています。

また、火の神様の力を借りて様々な思いが込められた物に礼を尽くし、天界に還すと言う儀式でもあり、供養の意味も込められています。

昔は家庭の庭や野原などでも焚き火を目にする事も多く、人々の楽しみの一つとして親しまれてきましたが、現代では火災や煙などの影響から焚き火を行う時は消防署の許可が必要になり、昔のように簡単に楽しむことはできなくなりましたよね。

神社の境内で行われるお焚き上げは、特例として認められており一年の大切な行事として受け入れていますが、楽しみの一つであった焚き火をここでしか見る事が出来いと言う事には少し寂しさも感じてしまいます。

神社の焚き火にお守りを焼いてもらっても大丈夫?

初詣や旅行先などで頂いたお守りなどは知らず知らずの内に溜まってしまい、捨てるに捨てられず困る事がありますが、何年も大切に持ったとしても1年過ぎると御利益はなくなると言われています。

その為、神社などでは古いお守りやお札を「お炊き上げ」によって浄め、天界へ還すと言う行事を行っています。

納めるタイミングは1年中いつでもできますが、御たき上げをするのは大晦日から正月の間なので、その時に一緒に焚いて御祓いをして頂くことはできますし、新しいお守りと共に炎にあたって無病息災を願う事も良いでしょう。

また、神社によっては古いお守りを一旦納める「古札納所」を設けている所もあるため、そこに納める事もできます。

お正月飾りはお炊き上げで燃やしてもらえる?

お正月は、歳神様をお迎えするために大晦日の前の日から門松や松飾、しめ縄、玉飾りなどを玄関や神棚に飾り、地域によって違いがあるものの、ほとんどは正月の終わる頃の小正月(1月15日)になると神社に集められ、歳神様を空へお送りすると言う意味で焚き火で燃やすと言う年中行事が行われます。

そしてこの行事を「どんど焼き」と呼び、その祭りを「どんど祭り」と言います。どんど焼きは、一年間の幸せを願う火祭りとして大切な行事であり、地域の人々には深く根付いた正月行事の一つとして昔から大切に続けられています。

また様々な言い伝えも残っており、このお焚き火で焼いた餅や団子を食べると虫歯にならない、或いは火にあたるり無病息災を願う事で一年間病気知らずでいられると言う言い伝えがあります。また、御焚き火の灰は魔除けの意味があるとされ、家の周りにまくことで厄除け・魔除けにもなるとされていました。

昔から人間にとって炎や火などは生活と密接な関係にあり、寒いときは暖を取る事ができ、また食べ物に熱を加える事で衛生的に食事が摂れると言うように人間の身体にとってとても重要な役割をします。

更には、大昔は動物から身を守るために火を焚くこともあったと言う事から、そうゆう意味では魔除けと言う意味も解釈できますよね。

現代では、どんど焼きの時に出る煙などに有害物質が含まれるとして、正月飾りを省くご家庭も増えていますが、日本古来の歴史的文化をできるだけ長く保ち次世代へ伝えると言う意味でも続けていく必要はあると言えます。

まとめ

神社で良く見られる焚き火についてご紹介しました。初詣に行った時は焚き火の温かさに癒されますよね。

暖を取るためだけの焚き火ではなく、厄除けや魔よけの意味もあるんですね。

初詣に行った時は焚き火で温まりつつ厄除けできると良いですね。

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